今日は梅雨が戻ったような雨でしたが、どうやら台風の影響らしい。
昨日と今日に分けて、いわさきちひろ さんの人生を綴った映画を見ました。
淡いタッチの絵本は、どこかで何度も目にしてきましたが、描いた人のことは知りませんでした。
読者には人気があっても、その当時の出版社には認められないことが多かったようです。
驚いたのは、絵の優しいイメージとは異なり、全てを捨てて画家として生きていくと決心して上京した話は、何て強くて勇気がある人なんだろうと思いました。何の当てもなく文字通り筆一本だけで生きて行こうなんて。
でも、映画を見ているうちに、それは勇気と言うより「これをやりたい!」という気持ちが何よりも勝った結果ということだったのかなと思うようになりました。
傍から見れば苦労でも、ご本人は夢の中を生きている感じだったんだろうなと思いました。