日々の気づきと趣味のブログ

日常で気づいたことやスキーなどの趣味について綴っています。

叶えていた夢

  今年のGWは、白馬で3泊4日を過ごしました。初日は移動、2日目は初めてのバックカントリーツアー、3日目は47で今シーズン滑り収めの春スキー、そして今日最終日は移動。

  いろんな偶然が重なって、結果こういうことになったのですが、ふと働き始めの若い頃に「白馬で一週間ぐらい泊りでずっとスキーしてたいな~」と思っていたことを思い出し、今それを叶えていることに気が付きました。

  あの頃はお金も時間もなく、1シーズンに1度、有休を1日取り、会社の同僚と2泊3日でここに来るのがとても楽しみでしたが、もっと滑りたいなと思いながら帰っていたのを思い出します。

  50代半ばを過ぎてようやく、子供や家族のことがメインでなく、自分に向き合う時間ができて、今ここにいることができました。

  あのころと違って、2日間の滑りで十分満足感を得ることができ、その点は今の方が安上がりかもしれません (^^;

  今日は帰るだけなので、ゆっくりとホテルの部屋で過ごし、このブログを書いています。

  この部屋は角部屋で、ひとつの窓からはジャンプ台が、もう一つの窓からは白馬の山々が目の前にあり、街から少し離れた高台にあるので、とても静かで気持ちがいいです。

  憧れだったバックカントリースキーを体験し、日帰りではないスキーを楽しんで、温泉に美味しい料理を味わうことができて、とても幸せな時間を過ごすことができました。若い頃なら初日も最終日も滑ろうと急いでいたと思いますが、今はここに来る目的が違うので、ゆっくりとしていられます。

  ふと、これまで何を焦って生きていたのだろう?と思いました。なぜあんなに一生懸命何かをしなくてはいけないと思っていたのだろうか?何か偉業を成すとか、偉い人にならなくてはいけない、例えなれなくても、それを目指さないといけない、諦めたら負けのような気持ちで生きてきた気がします。

  もったいなかったなとも思いますが、今は、それに気付かせてもらえて良かったなとも思います。外から聞こえてくる小鳥の鳴き声に、ホッとできる今が大切だと思えるようになりました (^^)

白馬47スキー場、リフトを降りると広がるパノラマ