今、中村あやえもんさんの「内向型の生き方戦略」を読んでいます。外向と内向を社会維持型と境地開拓型と名付けて、各々の特徴と、内向型の不幸の理由と、幸福への戦略が書かれています。（まだ半分ちょっとしか読んでませんが）
その中で、私はなぜか「今までになかった生き方を作る」という言葉に惹かれました。本の文脈と離れても、この言葉自体に強く惹かれました。
私は、物を世の中に作り出す仕事がしたくて、機械エンジニアになりました。それは物を作る工程自体も好きですが、それにもまして、頭の中で生まれた発想が形として世の中に出て、それが機能するというところまでを自分の手で実現したいという想いがあったからです。
しかし、管理職なってからのここ10年ちょっとは毎日が灰色で辛いと思うことが増えました。それは設計から離れれば離れるほど強くなっていきました。
そんな中で、今日出会った先の言葉は、物だけが作るものではなく、生き方も作るものだという発想を与えてくれました。図面を引くだけが、強度計算するだけが作ることではないと．．．
なんでもいいから創造したいものを創造すればいい。それが生き方であっても。
ちょっと勇気が湧いてきた気がします。何をするのかは分かりませんが(^^;
