先日、ちょっと見たいと思っていた映画「クルエラ」を、アマゾンのレンタルで見ることができました。
どうして彼女はあんな極悪非道な人になったのか、そしてそれがどう描かれているのか興味があったのです。101匹わんちゃんでは、主人公の引き立て役ですが、あまりにも悪すぎるキャラ。映画では、そうなる経緯が描かれていました。
いい子でいたくても、現実がそうさせてくれない、そして何より自分の本性もいい子などではない、そうなったとき、妥協して現実に合わせるのではなく、自分の才能を信じ、自分を大切にした結果が、あの悪役だった。これも「ありのまま」の1つの形だと思いました。結果がたまたま悪役だっただけで、アナと雪の女王と根本は同じなのではないか?と思いました。
絢香さんの歌に「どんな色にも染まらない 「黒」になろうと誓った」と言う歌詞がありましたが、悪い人ほど自分に正直なのかもしれません。いい人には、本当にいい人もいれば、そうならなくてはと頑張って演じている人も、自分も含めかなり多くいると思いますが、悪い人は少なくとも常識に縛られてはいない人だと思いました。
自分に正直に生きるためには、悪になれる強さも必要なのかもしれません。