ここ数日、図書館で借りた「ジェイク・バートンの一生」を読んでいます。スノーボードを発明し、世に広めた人として有名な方です。
読みながら驚いたのが、私にとって、そんな昔の話じゃない (若い人にはそうでもないかもしれませんが．．．)と言う事でした。 今となっては当たり前のスノーボードも、私が社会人になりたての頃に流行り始めて、気が付いたら一気に広がっていた感じで、BURTONと言うブランドも今では不動の有名ブランドですが、1977年創業、スキー板の有名メーカーよりも遥かに最近、とても意外でした。フリースタイルやフリーライドと言う言葉も、昔からあったわけではないことを知り、何でも始まりがあって、いつの間にかそれが当たり前になるんだなと思いました。今ではオリンピックの花形種目の1つとなったハーフパイプも、以前は無かったんだと思うと信じられない気がします。
そう思うと、サッカーのグランドも、私が中高生のころは芝生なんてなかったのに今では普通だし、スマホだってPHS、ガラケーを経ていつのまにか当たりまえになっている。カセットテープをウオークマンで聴くことがとても凄いことだと思っていたはずなのに (^^;
人って慣れることに長けてますね。自分でも思った以上にいろんなことに慣れて、無意識に暮らしていますが、それは良いことでもあるけれど、ありがたいことに感謝することを忘れがちになる弊害もあるように思います。身の回りのたくさんの便利さやありがたさに慣れてしまっているような気がします。ちょっとそういうものに意識的になってみよ言うかなと思いました。
