昨日、スキーに行く前に、ブーツのカント調整をノーマルに戻しておいて、滑りました。
元々、左に体重が偏りがち(サッカーをしていた関係)で、そちらへ傾くので、ブーツの左足だけ、かかとから上を、後ろから見たら左寄りに少し傾ける調節をしてもらっていました。最初は凄く滑りやすく、甘かった左足のエッジングがしっかりできるようになって喜んでいたのですが、滑り終わってから左脚の腿の裏側の筋肉だけカチカチに固まるような現象が続くようになりました。さらに、先日のビデオ撮影の時に、左右のアンバランスがきつくなっていることに気が付き、原因を自分なりに探していた中で、ブーツの調整が気になったので、ノーマルに戻してみたのです。
戻してすぐは、やはり滑りにくいのですが、だんだん慣れて、筋肉の疲れもいつもと違う場所に出ていました。(滑り方を色々変えたのも影響していますが) そして今日、普段の生活をしている時に、いつもより姿勢を正しやすいことに気が付きました。腰の右側が後ろに倒れやすいと整体で言われて、気が付いたらそれを直すようにしているのですが、とてもやり易い。右足にも体重が乗せやすい。
矯正って、正しい姿勢に戻すことだと思うのですが、今回のブーツ調整のように、癖に合わせる矯正の弊害として、癖を正当化してさらに助長してしまう結果になることもあるのだなと、気が付くことができました。
カント調節しなくても、真っすぐ板の上に立てるよう、日ごろの姿勢に気を付けようと思います(^^)
