先日の土日、夏が戻ったような暑さで驚きました。
土曜の午後、車で1時間半ぐらいのところにある実家(今は空き家)に移動し、一泊して日曜の朝から、家の換気と周囲の草刈りをしました。
予定では、土曜から始めるつもりだったのですが、ずるずると時間が過ぎ、出発が午後3時ぐらいになってしまいました。
何故か気が乗らず、体も重く、「もう止めようかな」、「来週にしたいな」、と心の中ではそんな気がしていたのですが、「土日晴れる時に行かないと」、「もう一ヶ月近く行ってないし」、「せっかく前日に用意したのに無駄になるし」とか、いろいろ頭で考えてしまい、仕方なく義務感で出かけたのでした。
もともと楽しい作業ではないのですが、それとは違うところで気乗りしない感じで、出かけてしまいました。
結局、予定した作業自体はやってきました。特に家の換気は、閉めたままだった雨戸を開け、窓を開けて網戸にすると、家の中を風が軽やかに抜けて行き、重い空気が入れ替わった感じで、カーテンがとても嬉しそうに揺れていました。
やって良かったな～と思う一方で、草刈りはやるべきではありませんでした。
完全防備の服装なのに、気温がどんどん上昇。草は私の背丈に近いぐらい伸びて、素人にはなかなか手に負えません。それでも大きなハサミとノコギリでなんとか対処。意識はもうろう、体はそこかしこがつりそうになりながら、昼過ぎに強制終了しました。
今回は、自分の心に反して、頭で良し悪しを判断して、自分自身に無理強いさせてしまいました。
時期としては、もう少し後の方が、涼しいし、草も枯れてやりやすかったなと反省です。家にとっては良かったとは思うのですが．．．
これまで、学校や部活で習った、苦しい時こそ頑張ると言った教えが、悪い方に働いてしまった気がします。
常識や義務感、そして根性論より、もう今は自分の気持ちを大切にしたいと改めて思いました。
