変なタイトルですが、ふと人生という機会について考えていたら、スキーのこぶ斜面で失敗することについて思うことがあったので、書いてみようと思います。
スキーでこぶ斜面を上手に滑るには、「コブに入るしかない」と言われます。だれでも最初からうまくは滑れないのです。転んで、はね飛ばされて、板が外れて半泣きになったりしながら上達していきます。
なので、自分も含めてあまり他の人の失敗が気になりません。
先に滑っている人が転んだりして待ち時間ができたり、後ろが混んだりしても、全然平気です。
今までの自分もそうだったし、これから滑る自分も転ぶかもしれないし、後ろの人だってそうかもしれないし。
前が空いていても、なかなか滑り出せなくて躊躇している人がいても、普通に待てます。その気持ちよーくわかるから。
もちろん、滑り出すときは品定めされるような視線のプレッシャーは感じます。こいつは上手いかどうか?みたいな。
でも、上手い人もそうでない人もみんなうまく滑れない時の自分を知っている場なので、嫌な思いはしたことがありません。悔しい思いは毎回ですが(^^;
こぶ斜面は厳しく何度も跳ね返されますが、そこに挑戦している人達は優しいです。
これって、人生も似たようなもんかもしれません。うまくいかなかったこと、辛いこと悲しいことを経験しても、後で人への思いやりへ形を変えてくれるのですから。
「誰だって人生の初心者」という言葉を読んだことがありますが、その通りですね。上達するにはコブに入らないと。まぁ、生まれたらみんなもれなく入っちゃってますけどね (^^)