昨日も奥美濃のスキー場に行くことができました (^^)
時々軽い粉雪(ハイシーズンの今ならでは)が降る中、良いコンディションで滑ることができました。
基礎スキーを上手くなろうと、これまで何年も雑誌やYoutubeなどで紹介されている理論を、一生懸命に学んで実際に試してきたのですが、うまくいかないことの方が圧倒的に多かったです。
どれも正しいのですが、自分に合う合わないがあるようで、また、人によって言う事(表現)が逆だったりで、混乱したりもしました。
ちょっとそういうのに疲れて、ここ最近は難しい理論を一旦脇に置いて、板に体重を乗せる「感覚」をメインに滑るようにしました。(結局それが楽しいし気持ちいいので)
すると、「あーっ、これこれ、やりたかったのはこれだよな~」という滑りができるようになってきました。
板が楽に回ってくるようになったのです。どうやら自分で動きにくくしていたようです。
感覚だと、やりたいことと違う状態になると違和感をフィードバックしてくれます。これまでもそれを感じてはいましたが、メインは映像で見たものや理論の実践だったので、むしろ自分の感覚の方を修正する必要があると思っていました。
でもそれを一生懸命続けると変な癖が付いてしまい、人から指摘されて落ち込むという悲しい結果になっていました。
理論は無駄ではなかったと思いますが、それを実現するのは「感覚」でした。
形や見た目をどうにかするのではなく、そうするために必要な感覚を大切にすると、結局は結果につながる。(これってスピリチュアルの話ではないのですが、とても似ているように思います)
これまで費やした時間と費用を思うと、悲しい気持ちになりますが、それがあっていきたい方向が理解でき、そしてそれを実現する方法にやっと出会えた喜びは大きいです。
理論だと「これでいいのだろうか?」って不安に思いながら試していましたが、感覚だと「こはがいい、これは違和感を感じる」が文字通り感覚でわかるので、凄く安心して試せます。
スキーの上達も、生きていくことも共通することがあるような気がしています。