エゴというのはたいてい悪者として扱われます。自分の人生を悪い方に導く、幸せから遠ざけてしまうと言う存在とされています。
私も、大いなる存在とか魂とかからのメッセージは今のところさっぱりわからないので、どっぷりエゴに使っているんだと思います。
ただ、北山さんが瞑想セミナー*でおっしゃっていたのですが、エゴの生い立ちは、そもそも自分を危険だとか嫌なことから守るために獲得した知識・経験の類らしいです。
なのにそれが、自分が成長したり、周りの環境や状況が変化して不要になったにもかかわらず、機能してしまっていることに問題があるようです。
であれば、根はいい奴で、自分を守るために頑張ってくれていたのに、知らないうちに悪者になってしまったわけで、ちょっとかわいそうに思えてきます。
でもそのままにしておくわけにもいかないので、これまでの頑張りに感謝してさよならする必要があるのでしょうね。
そのためにはまず気付くことが必要で、そのためにも瞑想によって、エゴがおしゃべりしていない状態を、短時間でも感じることが大切だそうです。
近所の細い道路に並んでいる電柱も、できた当時は家に電気を引けた人達に大歓迎されたのでしょうが、今は車が大きくなってすれ違いの邪魔になり、とても迷惑な存在になってしまっています。
これもいづれ撤去して地下に埋設する等の工事が必要になるのでしょうね。
エゴと話が少し離れるのかもしれませんが、病気になったり悩んだりするのは、その状態が都合が良くて自分が作り出している場合もあるそうです。その場合も、自分にとっては本来ありがたい存在なのですが、ずっとそのままでいることは良くなくて、その状態と別れる覚悟が必要です。
エゴも、悪者というよりは、自分のために頑張ってくれていたありがたい存在だったことに感謝して、そして別れるということなのだろうなと思いました。
*セミナーの一部をこんなところで書いてしまうのは良くなかったかもしれません、北山さんごめんなさい m(__)m
興味のある方は是非こちらからセミナーを受けて学んでみてください。内容はとても濃くて、私は毎回メモがびっしり何ページにもなります。