日々の気づきと趣味のブログ

日常で気づいたことやスキーなどの趣味について綴っています。

罪悪感を受け入れる

  今日は、ぽつぽつ読んでいた「身勝手な世界に生きる まじめ過ぎる人たち」イルセ・サン著、枇谷玲子訳をようやく読み終わりました。

  途中までは、ちょっと読み辛いなと思っていましたが、後半は罪悪感との向き合い方が具体的に書いてあって一気に読めました。

  私には、「罪悪感を感じることに慣れる」というのがとても参考になりました。

  自分の限界を認めて、私にはこれはできませんと正直に言う時、そして周りに人に対して迷惑がかかる時、こんな時に感じる罪悪感は仕方のないもので、それを責める必要は無く、むしろそれに慣れる、受け入れていくことが生きやすくするために大切とのことでした。

  よく、感情に善悪の判断をしてはいけないと言いますが、罪悪感と言った時点で悪だと思っているわけで、それでもそんな自分を悲しく感じても受け入れて、それに慣れていくことで、自分の人生を楽にできるというものでした。

  そうなんです、こうしたいと思っても、そこにはいろんな壁があって足がすくみますが、罪悪感はその中でもボスキャラに近い強さがあって、これを感じてしまったら、固まってしまっていました。

  でも、そこからさらに一歩を踏み出せる勇気をもらえました。

  罪悪感を受け入れられるということは、自分の限界や人には言えない裏の感情を認めることができると言うことに繋がり、いろんなものから解放される気がしました。

  これも頭でやっていることではありますが、今の私にとっては背中を押してもらえるとても大切な言葉に出会えました。

揖斐峡 流れとそれに沿った光