私にしては珍しくシリーズで書いてみた「幸せに生きるために」(京大 柴田悠准教授)ですが、ここ数回 (今日で第8回) は社会体制の方へ話が移ったので、また自分と向き合うような話になったら気付きを書いてみようと思います。
ここまでで、少し試してみて良かったのは、現実に過剰な期待をして落ち込まないようにすることと、「味わう」というものです。
この「味わう」は結構いろんな方が言っておられて、食べ物だけでなく、感情なども含まれ、やってみると意外なほど「今ここ」効果はあるように思いました。
シンプルに食べ物の味を味わうにしても、普段いかに適当に食べているのかを痛感します。味わおうとするだけで味が濃く感じると言うかしっかりとする気がします。(京都の薄味はそれが意図されている?)
それに始まって、朝ひげをそる時の感覚や、風呂上りに化粧水を塗る時の感覚なども味わうようにすると、それが何ってことは無いのですが、落ち着く気がします。
気がするだけでも大きな違いで、ひげをそることにしても、同じことをするのに焦ってするのと、それをすることで落ち着くのでは朝のスタートが違ってきます。
気が付いたときにはいろんなもの事を味わうようにすると、一日を落ち着いて過ごせるかもしれません。続けてみようと思います。